戦後70年。今一度、戦争を考える
今日は終戦記念日です。
戦後70年の節目にあたります。
各地では色々な催しが開催されていると思います。
しかしながら、そこに1つの疑問があります。
「戦争の原因についての言及が無い」
なぜ、戦争が起きたのか。その事についての説明や考察があまりにも欠落してると思います。
原因がわかれば予防し易くなるのは当然。それを差し置いて「戦争反対」は如何なものかと。
「軍部が暴走した」と聞かされて育った世代は多いと思います。私もその一人です。
では、なぜ軍部が暴走したのか、できたのかを明確に答えられる人は少ないと思います。
戦争原因について、世界恐慌を挙げる人もいます。私もそちらが本音だと思います。
アメリカの「第一次世界大戦バブル」の崩壊から世界恐慌が発生し、各国はブロック貿易を始めた。
本国と植民地の通貨価値の差を利用しての貿易。第3国には多額の関税を掛けるというモノ。
植民地政策をとってない国が自国の存続が危うくなり、戦争状態に突入した。
それが戦争原因と言う方も少なくありません。
では何故、その事について語らないのか。
いまだに日本がアメリカの属国状態で、アメリカを悪く言えないからなのでしょうか。
戦後70年。当時を知る方々は高齢になられてます。
当時の本音を聞けるのは限られた時間でしょう。
事実を明確に知りたいと思います。
各地では反戦運動が起こってると思います。
誰しも戦争は嫌なものだと思います。
戦争が起こらないように考えるべきだと思います。
派兵が原因で戦争が起こるなら、自衛隊の海外派兵は反対です。
しかし、戦争原因が派兵・出兵以前の話であるなら、そこを協議すべきではないかと思います。
「戦争反対」の声は大きいと思います。
ただ、短絡的に聞こえます。
戦争中は「御国の為に戦ってあたりまえ」そう言われ続け、
戦後は「戦争は悲惨だから、戦争反対」そう言われたからそれを繰り返す。
だとしたら、国が言ってる事が変わっただけで、判断基準や思考は何も変わってない。
その状態である限り、大衆心理の操作は容易なのではないかと思います。
それが怖いと思う、70回目の終戦記念日です。